タイ株の銘柄選び|おすすめに頼らない探し方

タイ株

タイに住んで3年半、はじめてタイ株を買いました。

実は、証券口座を開いてからもどんな株を買えばいいのか分からず、半年ほど画面を開いては閉じていました。

「タイ株 おすすめ」で検索してもどれも自分には合わない気がしていたわたしが、どうやって銘柄を見つけたのか記録していければとおもいます。

この記事でわかること

  • タイ株初心者が「タイ株 おすすめ」で検索してもピンと来なかった理由
  • 実際に自分で気になる銘柄を見つけた方法

こんな人におすすめかも?

  • 少額でタイ株をはじめてみたい人
  • 証券口座は開設したが、どんな株を買えば良いか分からない人
  • 自分で気になる会社を見つけてみたい人

おすすめ銘柄に興味が持てない理由:少額から始めたい

「タイ株 おすすめ銘柄」で検索して出てくるのは、配当利回りの高い会社ばかりでした。

それもそのはず。タイの市場は、配当(インカム)で稼ぐ市場 と言われているそうです。
でも、タイ株初心者のわたしは、まずは小さなお金で始めたいと考えていました。配当利回りが5%でも、1,000バーツなら年間50バーツ。少額のうちは、配当より「自分が面白いと思える会社を持っていること」のほうが続きそうだと考えました。

もちろん、値下がりのリスクはあります。だからこそ、自分で納得した株を買いたいという想いがありました。

タイ企業を知る方法:月次レポート

タイの会社をそもそもあまり知らないわたしが思いついたのは、投資信託の月次レポートを見ることでした。

月次レポートは、委託会社(運用会社)が運用状況を公表するために、任意で毎月発行している運用レポート

出典:三菱UFJ銀行

プロが選んで、実際にお金を入れている銘柄のリストです。
誰でも無料で読むことができます。

実際にやった手順詳細を以下に記載します。

※ 個人の体験記録です。特定の銘柄・ファンドの売買を推奨するものではありません。

STEP1:”アセアン株式 投資信託 純資産ランキング” で検索

ここはあまり時間をかけず、Google検索の一番上に出てくるAI概要を参照しました。

わたしが調べた当時は、以下の3つ。

  • アセアン・ギガトレンド株式ファンド
  • アムンディ・りそなアセアン・ファンド(メコン)
  • アセアン成長国株ファンド

“タイ株”にしなかった理由は、単純にわたしの知識不足でした。後から調べたら、タイ株だけに投資する投資信託も存在しているらしいのですが、当時は知らなかったので、アセアン株にしています。

“純資産”で検索した理由は、純資産が少ない=人気がない と考えていたからです。(純資産の大きさと成績は別)

わたしの目的は「タイの会社を知ること」だったので、投資信託そのものの成績は見ませんでした。

STEP2:純資産上位の投資信託の 月次レポート を開く

ここでは、一番上のアセアン・ギガトレンド株式ファンドで説明します。

投資信託の名前で検索すると、各証券会社の投資信託ページがヒットします。
月次レポートさえ見られればどこでも良いとおもいます。
個人的に見つけやすいのは楽天証券でした。


Googleで検索して、楽天証券のページを開いてみます。


楽天証券の投資信託ページより(2026年8月時点)

投資信託の概要ページが開きます。


楽天証券の投資信託ページより(2026年8月時点)

画面をスクロールすると、チャートの下に
目論見書
運用報告書
・週次レポート
月次レポート
という文字が出てくるので、
一番下の月次レポートをクリックします。

STEP3:”ポートフォリオの内容” と “ご参考情報” をチェック

アセアン・ギガトレンド株式ファンド 7月月次レポートより

月次レポートをクリックすると、PDFファイルが見られるようになります。

レポートの構成
・運用実績
・ポートフォリオの内容
・ご参考情報<規模別構成比率>
・運用コメント
・ご参考情報<組入上位10銘柄の銘柄概要>


アセアン・ギガトレンド株式ファンド 7月月次レポートより

画面をスクロールして、ポートフォリオの内容の下段を確認します。<組入上位10銘柄>(銘柄数:43銘柄)という項目です。

これは、この投資信託の中で投資金額の比率が高い上位10個の銘柄のことです。国・地域名の列を見ると、タイ企業が2つあるのが分かります。
【4】と【7】


アセアン・ギガトレンド株式ファンド 7月月次レポートより

ご参考情報<組入上位10銘柄の銘柄概要>で【4】と【7】を確認します。


レポートの銘柄概要を読んで「なるほど」と思えば、銘柄選びはほぼ終了です。
わたしは、この銘柄概要を読んで Hana Microelectronics という会社に興味を持ったので、次の手順も実施しました。

STEP4:会社概要、業績を調べてみる

ここは、やってもやらなくてもどちらでも良いかとおもいます。わたしはもっと詳しく知りたかったので、AIに色々質問してみました。

何で稼いでいる会社?

業績は?

簡単な質問だけです。
本当は自分でIR資料は確認したほうが良いとおもいますが、わたしは後で見ればいいやと先延ばしにしました。
(この辺は自分次第かとおもいます。わたしは、見ずに大失敗しても自己責任と理解しての行動です^^;)

STEP5:チャートを見て、過去の高値・現在値を確認する

ここも、やってもやらなくてもどちらでも良いとおもいます。
わたしは、株を買う前は、現在の株価が過去と比較してどうなのかを知っておきたいのでチャートを見ます。

HANA Microelectronics のチャートです。
今は、47バーツくらい(2026/8/27時点)

大体、6ヶ月・1年・5年、たまに上場以来も見たり。

直近すごく上がっています。

しかし、5年前は80バーツ以上あったことが一番右のチャートでわかります。

2566年(西暦2023年)くらいは、60バーツくらいまで上昇したのもわかります。

これらを確認して、HANA Microelectronics の株価を毎日観察するところから始め、最近実際にHANAを50株買いました。買うまでにさらに迷った話は、noteに書いています。➡︎こちら

Hana Microelectronics という会社をざっくりご紹介

ハナ・マイクロエレクトロニクス(Hana Microelectronics Public Company Limited)

1978年設立・バンコク本社・従業員9,312名。※2026年7月時点

本社の場所ざっくり:
ドンムアン空港から車で10分くらいの場所

事業内容ざっくり:
世界のメーカーから電子部品・半導体の製造依頼を受けて、HANAの工場で作って納品する会社。

生産拠点ざっくり:
タイ(ランプーン)の北部地域工業団地に主力工場、他タイ(アユタヤ)・カンボジア・中国・韓国・アメリカ。

ニュースざっくり:
データセンター、冷却装置、医療機器などを顧客に持ち、固体冷却および熱電ソリューションを専門とする米国企業Phononic社のサプライヤーに選定されている。

※ 個人の体験記録です。特定の銘柄・ファンドの売買を推奨するものではありません。